研究者所属および氏名 |
研究テーマおよび研究概要 |
愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座
渡邉 哲 |
「成人の至適嚥下量の検討」 |
4つの食品を用いて、食事摂取における一回摂取量、一回嚥下量の調査を行い、食品の種類および年齢、性別、体格による摂取量、嚥下量の変化を評価して至適嚥下量の指標確立を目的とする.
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琉球大学医学部附属病院 泌尿器科学講座
宮里 実 |
「高齢者緑茶摂取の夜間頻尿に及ぼすcommunity based疫学調査と介入研究」 |
日本人の古くからの嗜好品である緑茶の摂取が、生活習慣病と夜間頻尿をともに改善するという新しい概念を証明し、高齢者の生活の質の改善と正しい社会啓蒙活動に貢献することを目的とする。
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独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所埋蔵文化財センター 環境考古学研究室・客員研究員
丸山 真史 |
「江戸時代の京都町民の食と健康に関する骨考古学的研究の試み-遺跡出土の人骨・動物骨の分析による食と健康の歴史解明を目指して-」 |
近年、考古学研究では食物残滓である動物骨や、人の健康状態を示す人骨を対象に研究が行われている。しかし、これら動物骨、人骨から、考古学的に食と健康状態の関連に注目した研究は低調であった。本研究は江戸時代の京都町民の食生活と健康状態について、遺跡出土の動物骨から食品目を、人骨から病歴を明らかにする。
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福岡女子大学大学院 人間環境学研究科 栄養健康科学専攻 公衆栄養学研究室 修士課程
高橋 彩夏 |
「家庭血圧測定における記録用紙への測定値の転記ミスが起こる頻度および測定条件が満たされた測定記録の割合の検討」 |
現在、世界保健機関‐国際高血圧学会高血圧ガイドライン等では、家庭血圧の血圧情報としての重要性を指摘している。しかし、家庭血圧は測定結果を記録用紙に転記する際、転記ミスや意図的な測定結果の置き換えが起こりうる。そこで本研究では、測定データが血圧計本体に保存されるものを用いて、血圧計に保存された測定値と、測定者が自己申告した記録値を比較し家庭血圧測定記録値の誤差の程度を明らかにする。
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立命館大学スポーツ健康科学部
後藤 一成 |
「食事の速度は食後の血糖値および食欲調節ホルモン応答と関連するか?」 |
食後に消化管から分泌されるGLP-1やPYYなどのホルモンは、インスリン分泌の刺激や食欲抑制など重要な役割を果たす。一方、近年の研究では、食べ方の変容に応じて、食後のGLP-1やPYY分泌は増減することが示唆されている。本研究では、食事の速度が食後のGLP-1, PYY濃度の応答や体組成と関連するか否かを検討する。
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神奈川工科大学 応用バイオ科学部 栄養生命科学科
楠木 伊津美 |
「介護施設の超高齢者に対する適切な食事提供に関する研究」 |
平成22年の75歳以上の人口は、およそ10人に1人の割合であり、高齢者の健康維持がわが国の大きな課題となっている。しかしながら、食事摂取基準は、研究データがなく、70歳以上ひとくくりで示されているのが現状である。この研究では、80歳以上の自由に活動できる人と寝たきりの人を対象に基礎代謝量等を測定し、必要エネルギー等を勘案する。
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神戸女子大学大学院 家政学研究科食物栄養学専攻
北村 沙織 |
「昆布、酢昆布、とろろ昆布の血圧への影響」 |
昆布の血圧上昇抑制効果について機序の一部を明らかにするとともに、とろろ昆布を念頭に、昆布と酢の同時摂取による相乗効果の有無や、昆布の形態・加工方法の差異がこの効果に及ぼす影響について検討を行う。
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