琉球大学医学部附属病院
泌尿器科学講座


宮里 実
「「高齢者緑茶摂取の夜間頻尿に及ぼすcommunity based疫学調査と介入研究」」

◇助成研究評議委員

◇助成研究評議委員

緑茶の摂取が夜間頻尿を改善するという新しい概念を証明せんとする疫学調査。予測する結果が得られたら、次には緑茶摂取を高齢者の生活習慣病の改善に役立てんとする意欲もみられるが、まずは疫学調査をしっかりと実行することを勧めたい。

◇助成研究評議委員

◇助成研究評議委員

緑茶摂取が夜間頻尿にどのような影響を及ぼすのか、興味深いテーマである。夜間頻尿を抑えるためには、利尿作用のある緑茶等の飲物の摂取を制限するのが一般的だが、宮里氏は泌尿器科学分野の医師として、緑茶が夜間頻尿の改善に有効という仮説を立て、疫学調査を実施される。本研究の成果が、夜間頻尿の改善と、高齢者の生活の質の向上に寄与することを期待したい。