2019年度助成研究SUBSIDY WORK

(50音順・敬称略)

研究者所属および氏名 研究テーマおよび研究概要
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 行動医学研究部

菅原 彩子
医療機関を受診していない摂食障害患者と家族の支援ニーズに関する調査研究
摂食障害患者と家族において,患者の医療機関への受診の有無による支援ニーズの違いを明らかにする。医療機関を受診していない患者(非受診患者)や家族の支援ニーズを解明・整理することで,非受診患者の受診を促す一助になることを目指す。
東海大学 海洋学部 海洋文明学科

脇田 和美
潮干狩りの社会学 -貝の交換システムの成立背景と今後の展開-
貝毒の発生海域では一般に潮干狩り場を閉鎖し、貝を食べないよう警告する。それに対し大阪府二色の浜では、採った貝と検査済みの貝を交換することで安全を確保し開場している。これは漁業者の収入を支える画期的な取り組みで、他所での展開が望まれる。本研究は同システムの成立背景と今後の展開に向けた留意点を解明する。
福島県立医科大学大学院 医学研究科(博士課程) 衛生学・予防医学講座

内田 明奈
慢性腎臓病患者の減塩意識と行動に影響を与える要因の検討
慢性腎臓病患者(全国で1,330万人)の減塩意識・行動に影響する要因を明らかにする。本研究の対象者は通院患者であり、日常における生活全般の自己管理の具体的方策として、個々の生活背景に寄り添った食事療法を提案することにより、慢性腎臓病患者の良好な生命予後とQOL向上の双方の実現に寄与する。
三重短期大学 生活科学科 食物栄養学専攻

駒田 亜衣
ソーシャルメディアを活用した若年層の健康意識と食生活の向上に関する介入研究
現在広く普及しているソーシャルメディアを用いて正しい健康情報を女子大学生に提供することにより、自身の健康に対する意識が向上し、その結果、食生活向上にも良い影響を及ぼすかを明らかにする。方法は無作為化比較試験(クロスオーバー法)を用い、若年層に有効なアプローチ法を確立するための研究とする。
北里大学医学部微生物学単位

武 晃
食物がもたらす健康との関連有用性放線菌 の腸内における役割
私たちの健康や疾患には、腸内微生物叢が深く関与している。健常人の糞便微生物叢解析にて特定の放線菌が検出されたことから、本菌が人の健康に寄与していると考えた。そこで、食物に存在する放線菌を調べ、外から取り込まれた腸内放線菌の由来を明らかにする。その有用放線菌に富む食物 の摂取にて疾患予防につなげる。
広島都市学園大学 健康科学部 リハビリテーション学科

石倉 英樹
咀嚼筋の構造から高齢者の健康的な食習慣を明らかにする -咬筋(こうきん)の機能・形態と食習慣の関係性についての調査-
咬筋の構造と機能の関連性について調査することで,咬筋の評価法を確立する.そして施設入所高齢者の食習慣や咬筋を調査し,健常成人と比較・検討することで,咬筋の構造や機能と食習慣の関連性を明らかにすることで,健康的な食習慣を明らかにする.
立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究科

林 七虹
炭水化物摂取の制限は鉄代謝を誘発するか?:女性スポーツ競技者を対象にした検討
鉄欠乏のリスクが高い女性スポーツ競技者を対象に、炭水化物摂取量の相違による鉄代謝の変化を検討する。特に、3 日間の持久性トレーニング期間中における炭水化物摂取量の制限が鉄代謝の調整ホルモンである「ヘプシジン」の分泌に及ぼす影響に注視する。