2021年度助成研究SUBSIDY WORK

(50音順・敬称略)

研究者所属および氏名 研究テーマおよび研究概要
東北大学
歯学部 歯学研究科
顎口腔矯正学分野

伊藤 新
噛み合わせの種類に応じた最適な食品性状の探求
咬み合わせの違いによって食べやすい食品性状が存在するはずである。本研究では様々な咬み合わせごとに、性状が異なる食品を咀嚼してもらい、VAS法による食べやすさの評価、咀嚼能力の検査、咀嚼運動の解析を通して、それぞれの咬み合わせあった食品性状を明らかにし、患者の食生活向上の実現を目指す。
別府大学
食物栄養科学部
食物栄養学科

櫻井 要
現存する日本最古の医学書「医心方」における健康思想
医心方は全30巻。医学史や文献学上非常に貴重な書物である。研究目的は27巻養生篇、29巻中毒篇、30巻食養篇に焦点をあて、本書の健康の考え方を考察することである。方法は、記載のある食物の食用時の効果と、儀礼・文化的利用に分けて抽出・記述分析を行う。食選択における新たな指針やサポートとなることを期待する。
東京大学大学院 医学系研究科
健康科学・看護学専攻
社会予防疫学分野

大野 富美
食と健康に関する一般書は何に基づいて書かれているか?-根拠に基づいた栄養情報の普及に向けて、日本と米国の比較-
根拠に基づいた栄養情報の普及の第一歩として、出典の明記は必要不可欠である。 本研究では、食と健康に関する一般書の出典の記載の有無と、出典の種類(例:研究論文、ガイドライン、その他)を明らかにする。人を対象とした食と健康の研究が盛んな米国と比較することで、日本の状況を相対的に把握する。
昭和大学病院 小児科

本多 愛子
鶏卵アレルギー耐性獲得の診断法についての前向き観察研究
食物アレルギーの治癒は、日常量の摂取で症状が現れないことを根拠としてきた。近年、どんな条件下でも症状が現れない状態(治癒)と、当該食品を継続摂取していれば症状が現れない状態(脱感作)は異なる状態であることが示唆される。本研究では、 食物アレルギーの真の治癒判定が従来法で判定できているかを検証する。
三重大学医学部附属病院

堀 真輔
嚥下障害に対する羊羹を用いた固形物経口摂取判定ツールの開発
嚥下障害患者が固形物を誤嚥なく経口摂取可能かどうかを判定するために、羊羹を用いたアセスメントツールを作成する。また、そのツールの妥当性を嚥下内視鏡を用いて算出する。
山口県立大学
看護栄養学部 栄養学科
山口県立大学院 健康福祉学研究科

寺田 亜希
保育施設給食の食材サイズは子供の咀嚼支援につながっているのか
本研究では、子供への適切な咀嚼支援へとつなげるために、保育施設で提供されている給食の食材サイズに着目した。食材サイズが発達段階に対応した大きさとなっているのか、また対応していない場合にはその要因がどこにあるのかを保育施設を対象 としたアンケート調査にて明らかにし、具体的な支援策の提案へとつなげる。
熊本県立大学大学院
環境共生学研究科 環境共生学専攻
臨床病態代謝学研究室

田尻 絵里
非肥満若年成人女性における隠れ肥満の病的意義に対する検討~食生活習慣、耐糖能からみた探索的横断研究~
BMI正常例において体脂肪率が健康障害に及ぼす影響について検討した報告は極めて少ない。非肥満若年成人女性における隠れ肥満が及ぼす病的意義をまずは耐糖能,食生活習慣の観点から検討することでその病的意義を明らかにし,対策を講じる。
神戸大学大学院
保健学研究科

本岡 夏子
若年女性におけるビタミンD摂取促進を可能にする健康教育の構築
99%の若年女性において、ビタミンDが不足および欠乏している。若年女性に対し、健康の維持促進のために重要なビタミンD摂取を促進させる健康教育を実施し、その効果を摂取量および血中25OHビタミンD濃度から評価し、さらに行動変容の促進因子と阻害因子を明らかにすることを目的とする。