2020年度助成研究SUBSIDY WORK

(50音順・敬称略)

研究者所属および氏名 研究テーマおよび研究概要
吉備国際大学
保健医療福祉学部
理学療法学科

森下 元賀
地域在住高齢者に対する口腔嚥下機能向上のための訓練器具の効果の検証
地域在住高齢者において舌や飲み込みの機能が低下することは誤嚥性肺炎のリスクとなり、生命予後にも関連する。家庭でも簡単にでき、かつ安価で安全な口腔機能訓練器具の効果を検証することで、口腔機能低下を予防、改善して健康寿命延伸、生活の質の改善に寄与することが出来る。
東京大学大学院
医学系研究科
社会予防疫学分野

村上 健太郎
朝食·昼食·夕食·間食ごとの各種食品群·栄養素摂取量の推定を目的とした食習慣質問票の妥当性検証
本研究では、日本人成人120名を対象に、4日間秤量食事記録を基準法として、申請者が最近開発した、朝食·昼食·夕食·間食ごとの各食品群·栄養素摂取量の推定を目的とした2種類の食習慣質問票の妥当性を検証する。
新潟大学大学院
医歯学総合研究科
摂食嚥下リハビリテーション学分野

辻村 恭憲
"よく噛むこと"がもたらす嚥下機能の変調効果
健常若年·高齢者を対象として、"よく噛むこと"がもたらす食塊の咽頭流入と嚥下時筋活動に与える効果を明らかとする。咀嚼の意識化と嚥下機能との関連を明らかにすることで、咀嚼が安全な食事に果たす役割の一端を解明する。
東京医科歯科大学
医学部保健衛生学科
がんエンドオブライフ看護学教室

腰本 さおり
緩和ケアにおける栄養サポートの現状と食に関する患者·家族のニーズ
緩和ケアに携わる管理栄養士に質問票を郵送し、1)管理栄養士の配置と個別対応の食事提供、2)栄養相談の内容と患者·家族のニーズ、3)COVID-19の影響について調査する。本研究により、緩和ケアの食·栄養サポートの問題点を明らかにし、改善方法を提供することにより、食を通じた患者の生活の質(QOL)の向上をめざす。
北海道文教大学
人間科学部
健康栄養学科


八重樫 昭徳
日本人高齢者における飲酒量及び飲酒頻度と骨格筋量との関連
日本人高齢者の飲酒量及び飲酒頻度と骨格筋量との関連を明らかにし、サルコペニアの発症予防に貢献することを目指す。研究デザインは横断研究、対象者は65歳以上の男女200名とし、飲酒量と飲酒頻度はBDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票: brief-type self-administered diet history questionnaire)を、骨格筋量はInBody720を用いて測定する。
国立スポーツ科学センター
スポーツメディカルセンター
栄養グループ

安田 純
エネルギーおよびたんぱく質摂取の交互作用がレジスタンストレーニングによる筋肥大へ及ぼす影響: システマティックレビューおよびメタ分析
本研究は、エネルギーおよびたんぱく質摂取量の交互作用がレジスタンストレーニングによる筋肥大を促進するかどうかを検証するため、健常者における筋肥大を目的とした介入研究を対象にシステマティックレビューを行い、メタ分析·メタ回帰分析を実施する。健康増進に重要な筋量と食事の新たなエビデンス作成を目指す。
三重大学医学附属病院

田中 萌
医療スタッフが提供するとろみ水の粘土のばらつきが患者に与える影響
各病棟で医療スタッフが提供するとろみ水の粘土のばらつきを把握し、そのばらつきが患者に与える影響を明らかにする。また現状を把握することで今後医療スタッフへの指導的介入を行う際の参考となり、嚥下障害診療の一助となる。
和洋女子大学
家政学部
健康栄養学科

栗岡 優希
糖尿病予防を目的とした咀嚼による血糖、インスリン、GLP-1分泌に及ぼす影響について
咀嚼は全身へ影響を与えることから、咀嚼による血糖コントロールの効果について着目した。糖摂取前の咀嚼負荷による血糖値、インスリン、GLP-1分泌への影響について検討し、糖尿病改善や予防を目標とした食事指導内容に活用するための咀嚼負荷方法の確立と、咀嚼の効果を検証する。
東邦大学大学院
医学研究科
リハビリテーション医学講座

大坪 優太
高齢者のQOL改善を目的とした味覚リハビリテーション法の研究
高齢化とともに味覚障害の患者数は急増しているが、その多くには原因不明の特発性が含まれ、確立された治療法がないのが現状である。また、味覚障害はQOLの低下にもつながる。本研究では、味覚障害のある高齢者に対して新たな味覚リハビリテーションの手法を行い、味覚の感受性を改善させ、QOLの向上を目的とする。
神戸大学大学院
保健学研究科

中山 優豊
食後血糖スパイクを呈する若者成人における簡便な高強度インターバル運動(Home-Based HIIE)が食後血糖スパイクに及ぼす影響
食後血糖スパイクを呈する若者成人において自宅でできる高強度インターバル運動が血糖スパイクに及ぼす影響を中等度強度運動と比較して明らかにする。より短時間かつ簡便な運動様式で血糖スパイクを是正できれば運動アドヒアランスを高め、糖尿病への移行リスクを軽減するための基礎的な資料が得られるものと考える。