研究者所属および氏名 |
研究テーマおよび研究概要 |
東洋大学 海洋学部 東洋文明学科
脇田 和美様 40代 |
潮干狩りの社会学ー貝の交換システムの成立背景と今後の展開ー |
【研究所へのお声•ご意見】 本研究で対象とした潮干狩りは、漁業者の収入源として貴重であるだけでなく、日本人にとっての伝統的な海の娯楽であり、春の風物詩としての文化的側面や貝食文化、貝毒による中毒事件を防ぐための食の安全管理といった多面性を有します。自身は社会学的アプローチにより、貝毒発生時下の潮干狩り場の開場実現の背景と実態解明に取り組みましたが、本研究を進める中で、考古学者から潮干狩りと貝食に関する歴史的知見を得たり、有害微細藻類学者から貝毒原因プランクトンに関する知見を得たりすることで、より広範な視点から複合的に潮干狩りと貝食の安全確保に関する検討を深めることができました。また、今後の展開として、潮干狩り来場者や一般市民への意識調査や、海外の伝統的な海の娯楽と水産物の食の安全に関する比較研究も視野に入ってきました。研究助成をいただいたおかげで本テーマに取り組み、さらなる研究の発展の方向性が定められたことに、深く感謝申し上げます。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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東京理科大学工学研究科 橋本研究室
塚越恵太様 20代 |
PVDFフィルムを用いた嚥下運動の非侵襲計測 |
【研究所へのお声・ご意見】 本研究助成のおかげで、研究に必要な機材類が十分に用意でき、また、研究に対するモチベーションを維持することができたため、とても有意義に研究を進めることができた。ありがとうございました。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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N.T様 30代
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重症心身障害児者における嚥下障害の実態解明 |
【研究所へのお声・ご意見】 この度は、貴研究所の助成研究に採択いただきまして、誠にありがとうございました。研究機関に属していない我々にとっては、研究を開始したくても、資金面で限界を感じることが少なくありません。今回、助成を頂かなければ、動画解析ソフトを導入することもできず、実現することが難しい研究でした。研究助成を募集している多くの団体では、申請者の条件として研究機関に属していることが挙げられていますが、貴研究所の助成は、私のような大学等の研究機関ではなく、一般の診療所に勤務している者に対しても、チャレンジ研究として広く募集されており、実際に研究費を助成していただけましたことを大変感謝しております。 この度、論文を完成させることができましたが、今後も検討すべき課題は多く残っていますので、研究を発展させていきたいと思っています。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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県立広島大学 保健福祉学部 理学療法学科
積山 和加子様 30代 |
バイオメカニクスの視点から調理動作を科学する-食べる人だけでなく,作る人も健康な生活を目指して- |
【研究所へのお声・ご意見】 このたびは貴研究所2015年助成研究に採択いただき、ありがとうございました。今回、研究助成をいただいたことにより食と健康に関する本研究に取り組むことができました。研究成果については現在論文化を進めていますので、成果を公表できるよう引き続き取り組んでいきたいと思います。 ※所属・年齢は取材当時のもの
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昭和大学医学部 小児科科学講座
清水 麻由様 30代 |
牛乳アレルギー児の除去食生活が骨密度に及ぼす影響に関する調査研究 |
【研究所へのお声・ご意見】 今までに研究費をいただいての研究を実施したことのない者にとって、チャレンジ研究として、研究費をいただき研究をさせていただき大変感謝しております。 採択時にいただいたご助言は、研究を開始するにあたり、とても参考になりました。また研究費をいただかなければ、測定機器のレンタルや測定値の解析などの依頼をすることもできなかったため、実現不可能な研究であったと思います。すべての結果が自身の期待していたものではなかったものの、牛乳アレルギー児の保護者の骨密度に対する不安や興味が大いにあることを感じながら、研究をすることができ、今後さらにその不安を取り除くべく栄養指導を行っていこうと思いました。また、本研究結果からその旨を広くお伝えしていく使命を感じております。 本研究助成活動のような若手研究者を支援する活動を是非続けていただきたいと思います。ありがとうございました。 ※所属・年齢は取材当時のもの
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群馬大学大学院 医科系研究科 応用生理学分野
天野 出月様 30代 |
周産期のヨウ素過剰摂取が脳高次機能へおよぼす影響の解明 |
【研究所へのお声・ご意見】 このたびは貴研究所2015年助成研究に採択いただき、ありがとうございました。今回、研究助成をいただいたことにより食と健康に関する本研究に取り組むことができました。研究成果については現在論文化を進めていますので、成果を公表できるよう引き続き取り組んでいきたいと思います。 ※所属・年齢は取材当時のもの
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鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 小児歯科学分野
稲田 絵美様 30代 |
口唇運動と舌圧の3次元動態解析による新しい嚥下評価方法の確立と嚥下の負担が少ない食品性状の検討 |
【研究所へのお声・ご意見】 常に新しい発想で挑戦していかなければ、新しい発見、発展は見込めないと考えていますが、挑戦的な研究は時に、結果を導くのが困難であると判断され、評価されないこともあります。しかしながら、その新たな挑戦を支持していただける部門が「チャレンジ部門」だと私は解釈しておりますので、普段、他の研究者が難しいと判断し、あまり積極的に臨まない内容の研究を申請し、挑戦できるチャンスを与えていただけたと感じます。今回、研究助成をいただいたことで、研究やでデータ解析の環境を整えることができ、また、学会に参加することで今後の研究の継続と発展に必要な知識を得ることができました。この2年間で得た基礎的データを基に、今後も研究を継続することができるため、今回の研究助成には大変感謝しております。 ※所属・年齢は取材当時のもの
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信州大学大学院
百武 愛子様 20代 |
家族共食の頻度が思春期児童の抑うつ傾向に与える影響 |
【研究所へのお声・ご意見】 応募の際の研究計画調書作成のコツの公開に始まり、研究と若手研究者を熱心にバックアップしていただき、他機関の助成活動とは異なる情熱に大変感銘いたしました。また、助成期間中も、研究の遅延や計画の変更等についても柔軟に対応してくださり心より感謝申し上げます。 ※所属・年齢は取材当時のもの
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お茶の水女子大学大学院
齊藤 あき様 20代 |
家庭における子どもの存在が成人女性の食生活に与える影響 |
【研究所へのお声・ご意見】 このたびは助成を頂きまして、本当にありがとうございました。研究成果としての論文発表はまだ達成できておりませんが、ほぼ実績がないに等しい自分たちが、主体的に協力者を募り、データを収集し、解析を行うという一連の研究実施のプロセスすべてを経験することができたこと、また、協力者を多数集めることができたことは、ひとつの成果だと感じております。 また、当初1年間の研究計画で応募したところを、現実性を考慮いただき、2年間の助成を勧めてくださりながら、さらに1年間の延長を承諾いただきましたこと、本当に感謝申し上げます。皆様のご理解なくては、ここまでたどり着くことはできませんでした。 今後、得られたデータはきちんと論文として発表し、支援いただいたことを形として残したいと思っています。貴重な機会をいただきまして、本当にありがとうございました。 ※所属・年齢は取材当時のもの
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北海道大学大学院医学研究科 社会医学講座公衆衛生学分野
小林 道様 30代 |
肥満者における食事と抑うつ症状に関する研究 |
【研究所へのお声・ご意見】 研究助成開始から終了にいたるまで、ご助言・ご対応いただいた、やずや食と健康研究所の皆様に感謝いたします。初めて助成いただいたのでわからないことが多く、大変ご迷惑をおかけしましたが、研究員の皆様のおかげで、なんとか進めていくことができました。やずや助成研究チャレンジ部門は若手研究者にとってすばらしい機会ですので、今後とも何卒継続をお願いいたします。1年間どうもありがとうございました。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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城西大学薬学部医療栄養学科
君羅 好史様 20代 |
若年層における皮膚の状態と食生活状況および心身の健康との関連 |
【研究所へのお声・ご意見】 本研究課題に対する助成について、途中の計画変更から期間延長まで柔軟にご相談させていただき、研究を円滑に進めることができた。また、事務局からも頻繁に研究進捗状況についてご連絡いただき、ご丁寧にご対応いただいた。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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G.N様 30代
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味の嗜好と咀嚼状況に関する研究-小児と成人での比較検討-」 |
【研究所へのお声・ご意見】 本研究助成は、食に関わる取り組みを支援する非常に有用な助成だと感じます。食の問題は、臨床場面では他職種との連携も重要な課題の一つであり、大学関係者のみならず、公的病院、施設などのさまざまな職種の方にもこのような貴重な機会が周知され、研究のチャンスが広く与えられることを願ってやみません。貴社の寛大なご理解と厚いご支援を賜り、研究を終了できましたことを深く感謝申しあげたいと存じます。誠にありがとうございました。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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富山短期大学
田淵英一様 40代 |
「発芽玄米摂取によるアレルギー性鼻炎に対する治療効果の検討」 |
【研究所へのお声・ご意見】 3年間と長期にわたり、本研究に対して助成いただき、ありがとうございました。当初予定していた目標サンプル数に達することはできませんでしたが、これからもデータの情報収集・公表に向けて引き続き努力していきます。貴社のますますのご活躍・ご発展を祈念しております。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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中村学園大学短期大学部
津田晶子様 40代 |
「食生活における異文化間コミュニケーションと語学ニーズ分析」 |
【研究所へのお声・ご意見】 本研究に助成をいただいたおかげで、複数の大学、学校から協力を得て、研究に着手することができました。今後はこの予備調査を元に、さらに研究を展開し、教育実践につなげていく所存です。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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福岡女子大学大学院
高橋彩夏様 20代 |
「家庭血圧測定における記録用紙への測定値の転記ミスが起こる頻度および測定条件が満たされた測定記録の割合の検討」 |
【研究所へのお声・ご意見】 やずや食と健康研究所2011年助成研究に採択頂き深く御礼申し上げます。研究業績のない私のような学生に助成を頂き、大変うれしく、研究への励みになりました。また、上原様をはじめとして事務局の方々には親切なご対応をして頂きましてありがとうございました。 1年間ありがとうございました。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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立命館大学スポーツ健康科学部
後藤一成様 30代 |
「食事の速度は食後の血糖値および食欲調節ホルモン応答と関連するか?」 |
【研究所へのお声・ご意見】 この度は、本研究への助成を賜り誠にありがとうございました。今回取り組んだ課題は萌芽段階の研究であり、大きなチャレンジを伴いましたが、貴研究所からの研究助成の結果、研究を遂行することができました。最後に、気研究所の益々の発展を祈念いたします。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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奈良文化財研究所
M.M様 30代 |
「江戸時代の京都町民の食と健康に関する骨考古学的研究の試み-遺跡出土の人骨・動物骨の分析による食と健康の歴史解明を目指して-」 |
【研究所へのお声・ご意見】 今回の研究を助成いただき、お礼申し上げます。 本研究では、考古学、人類学の複合的な食と健康に関する研究を試みました。新たな課題も浮き彫りになってきましたが、食に関する研究では文化的な側面を掘り下げる必要性も感じました。本研究では、考古学的に食材を明らかにすることはできましたが、どのように食べたかという料理(調理)に関する視点に欠けています。食品は調理によって、味だけでなく、含まれる栄養にも変化を与える食生活における重要な行為です。 このような料理などの食文化にかかわる研究についても、助成して頂けると幸いに存じます。 ※所属・年齢は助成当時のもの
【やずや食と健康研究所より補足】 本助成では「食と健康」に関する研究を幅広く助成をしております。 食品の健康価値といった科学分野ももちろんですが、歴史や料理といった食文化に関しても前向きに助成を検討させていただいております。
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琉球大学大学院医学研究科
宮里実様 40代 |
「高齢者緑茶摂取の夜間頻尿に及ぼすcommunity based疫学調査と介入研究」 |
【研究所へのお声・ご意見】 この度は当研究に助成頂き誠に有難うございました。公的資金では使用目的が限られており、なかなか自由な発想で使用することができません。その意味で、民間助成金は実効性が良く、新しい研究を、新しい発想のもとに即座に実現することができます。今後とも本研究で得られた成果を広く国民の健康増進と健康寿命の延長に生かしていきたいと思っています。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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福岡女子大学大学院
N.C様 20代 |
幼児期に行われる食育の効果の検証―保育園・幼稚園における食育が、その後の食意識や食行動にどのような影響を与えるか― |
【研究所へのお声・ご意見】 今回研究助成していただいたことで、研究に対して責任を持って取り組むことができました。また、研究にあたりさまざまな場面で助成していただくことのありがたさを痛感いたしました。 この研究助成は私のような若者が研究への熱意や責任を強くしてくれる素晴らしいものでした。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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鈴鹿医療科学大学保健衛生学部
大槻誠様 30代 |
若年者の野菜・果物摂取量向上を目指したランダム化比較試験―知識と興味の獲得によって野菜・果物摂取量は増加するのか- |
【研究所へのお声・ご意見】 今回取り組みました研究は我が国でも報告が少ないものを検証するためのものでしたが、貴研究所からの研究助成によって何とか一歩を踏み出すことができました。ありがとうございました。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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東海大学医学部付属病院外科学系口腔外科
青山謙一様 20代 |
味覚閾値の解析による食生活のスクリーニング法の開発 |
【研究所へのお声・ご意見】 研究歴の無い大学院生である研究代表者にこのような機会を与えていただき誠に光栄です。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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神奈川県立保健福祉大学
飯田綾香様 20代 |
NASHモデルマウスの肝障害進行に及ぼす分岐鎖アミノ酸投与の効果 |
【研究所へのお声・ご意見】 今回助成研究チャレンジ部門に採択されたことによって、大学2年間の修士論文研究が非常に有意義なものとなりました。今後も若手研究者に対してぜひ研究を行っていただきたいです。特に修士の学生は外部資金を獲得する機会はなかなかありませんので、貴所のこのような取り組みは将来的に食と健康に関する研究や社会活動を活発化させるために必要なものだと考えます。 ※所属・年齢は助成当時のもの
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