研究者所属および氏名 |
研究テーマおよび研究概要 |
【チャレンジ部門】 東北女子短期大学
下山 春香 |
簡便に測定できるNa量の測定法の検討 |
食事指導を行う際に食事に含まれるNa量や原材料中のNa量を知ることは重要である。 食事中のNa量を簡便に測定し、確認することができればより的確に個人の特性に合わせた栄養指導が期待できる。 食事として実習の実施献立を用い、イオンメータと原子吸光光度計で計測した値と比較検討し、簡便な測定法の検討を行う。
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【チャレンジ部門】 神戸学院大学大学院
栁原 八起 |
大学生における栄養知識と栄養素・食品群摂取量の関連 |
栄養の知識は、個人が健康的な食生活を送るために必要な要素であることが報告されているが、 本邦におけるエビデンスは少ない。他の世代と比べ、食生活に課題を抱える大学生において、 栄養の知識と栄養素・食品群摂取量との関連を検討することは 今後の公衆栄養活動を効果的に展開するための根拠となり得る。
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【チャレンジ部門】 東京理科大学 橋本研究室
塚越 恵太 |
PVDF フィルムを用いた嚥下運動の非侵襲計測 |
本研究では、PVDF フィルムを用いて、嚥下機能を定量的に評価するために必要と思われる、 嚥下関連筋の活動、嚥下音、喉頭の挙上運動といった3つの情報を同時に取得する方法について検討する。 これにより、ベッドサイドで低侵襲かつ簡易に実施可能な嚥下機能評価システムの開発を目指す。
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【チャレンジ部門】 新潟大学 医学部保健学科 検査技術科学専攻 臨床科学
佐野 拓人 |
液体ミルクの安全性の立証に向けて:飲料物の飲み口に付着する細菌の量および構成の解析 |
日本では、乳児用液体ミルクの規格基準がなく、普及が遅れている。 その規格基準を作成し、普及させるためには、安全性を立証するデータが不可欠である。 その端緒として、ペットボトルの飲料物を飲み残した場合、 どのような細菌が、どの程度、残留するか、を検討する。 飲み方や保管方法について、提言できると思われる。
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【チャレンジ部門】 社会福祉法人 日本心身障害児協会 島田療育センターはちおうじ
中村 達也 |
重症心身障害児者における嚥下障害の実態解明 |
本研究では重症心身障害児者の健康を阻害する嚥下機能について、 嚥下造影検査を用いて、正常嚥下や口腔機能の発達の観点から実態解明を進める。 本成果は、重症心身障害児者の嚥下障害の要因特定に寄与し、 経口摂取の支援方法につながる基礎知見となる。
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【キャリアアップ部門】 琉球大学大学院 医学系研究科人体解剖学講座
澤藤 りかい |
土壌・歯石の植物DNA を用いた古代人の植物利用状況の復元法の開発 |
動物に比べ植物は遺存体として遺跡に残りにくく、また栽培や交易など入手方法を調べるのも難しい。 このため過去の集団について食と健康の関連を調べる研究は大きく制限されてきた。 本研究では、当時の土壌と歯石に含まれる植物DNA を分析することで、 過去の植物利用状況について知る手法を開発することを目指す。
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