【チャレンジ部門】
城西大学薬学部 医療栄養学科
君羅 好史
「若年層における皮膚の状態と食生活状況および心身の健康との関連」

◇助成研究評議委員

「健康のためには食生活の改善が必要」といっても、若い世代の耳にはなかなか入らない。たとえ理屈ではわかっている人であっても、毎日実行するのはハードルが高い。この研究では「皮膚」つまり「お肌」に着目することによって、オシャレに敏感な若者に訴えようとする着目点が若々しい。

◇助成研究評議委員

本研究では、若年層の皮膚の状態と食生活状況および心身の健康との関わりを明らかにすることを目的に、健康な成人50名を対象に、皮膚の弾力性、水分量、水分蒸散量を測定、習慣的な食生活や身体活動、生活行動・心理的状況等、多くの調査を行うことになっている。研究支援者や対象者、実験施設等研究環境が整っていると判断されることから、確実な実施と成果に期待したい。