九州大学健康科学センター

林 直亨
「「顔面皮膚血流の変化からおいしい顔を探索する試み」」

◇助成研究評議委員

ユニークで夢のある研究だと思います。その一方で結果は出にくいかもしれません。客観的な結果をうまく出せるよう、研究内容を絞り込み、小さくてもかまいませんので将来につながるような着実な成果を期待します。

◇助成研究評議委員

健康科学センター所属の研究者らしいテーマで、大変ユニークな研究である。 「おいしい」表情(感じ方)が、顔面の皮膚血流分布によって、定性・定量的に評価できれば、官能検査やQOLの評価指標にもなり、その成果が期待される。

◇助成研究評議委員

従来、「おいしさ」の判断は官能評価に頼ってきた。主観に陥りやすい「おいしさ」に、顔面の血流量という客観的な尺度を導入するという視点がユニーク。精度が高まれば、応用範囲が広く、研究に発展性がある。