2015年度助成研究SUBSIDY WORK

(50音順・敬称略)

研究者所属および氏名 研究テーマおよび研究概要
【一般部門】
熊本県立大学 環境共生学部
食健康科学科

吉村 英一
朝食欠食がその後の食事内容と身体活動に及ぼす影響に関する研究
日本人は幼少期から朝食を食べましょうと教育を受けるが、なぜ朝食を食べる必要があるか、その根拠は不明な部分が多い。申請者の興味は朝食の有無によるそのあとの食行動と身体活動である。本研究では朝食の意義について、1日のエネルギー摂取量の観点のみならず、食事内容(食行動)と身体活動の観点から探索する。

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【一般部門】
公立大学法人 県立広島大学
保健福祉学部 理学療法学科

積山 和加子
バイオメカニクスの視点から調理動作を科学する -食べる人だけでなく,作る人も健康な生活を目指して-
調理動作は立位での動作、体幹前屈姿勢を伴う動作が多いため、腰痛発症リスクが高い。本研究では、調理動作が腰部へ与える影響について筋電図解析および動作解析の手法を用いて検討する。その結果、腰椎への機械的負荷が軽減できるような調理動作方法や動作環境の提案を目指す。

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【一般部門】
女子栄養大学 医化学研究室

西島 千陽
玄米食者のRetrospective cohort study ─玄米および玄米製品の摂取頻度と寿命・死因との関係─
昭和51-57年に行われた玄米食実践者を追跡再調査し、玄米摂取状況、寿命・死因、健康状態を調べることで、長期に及ぶ玄米摂取と健康、疾患との関係を明らかにする。

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【一般部門】
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科
女性健康医学講座

寺内 公一
ミドルエイジ女性の食習慣が健康指標に与える影響に関する検討
更年期の多彩な身体精神症状に悩み、かつエストロジェンの減少により急速に増大する加齢性疾患リスクにさらされるミドルエイジ女性において、食事歴法質問票B-DHQにより詳細に評価した食習慣が、身体精神症状および心血管リスクマーカーに与える影響について解析する。

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【一般部門】
仙台白百合女子大学
人間学部健康栄養学科

大久保  剛
食事調査法を活用したコリン摂取量の算出方法の確立に向けた検討
コリン化合物(例えばホスファチジルコリンや水溶性コリン)は母乳に含まれる重要な物質であり、メチル基をもつためエピジェネティックスでも注目されている。アメリカでは既にビタミン様物質として取り扱われているが日本では着目されていない。そこで今回は、コリン化合物の食事による摂取量の測定方法確立を検討する。
【一般部門】
広島女学院大学 人間生活学部
管理栄養学科

市川 知美
口腔疾患と関連する食事摂取パターンの検討
歯周病は生活習慣病の一つであり、糖尿病や動脈硬化等といった炎症性疾患との関連も指摘されている。本研究は、歯周病を中心とした口腔疾患が、習慣的な食事摂取状況とどのような関係にあるかを明らかにし、食事管理の視点から口腔保健にアプローチしていくための基礎データを集積することを目的としている。
【チャレンジ部門】
お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科
公衆栄養学研究室(栄養教育学分野)

河嵜 唯衣
目測法を用いた病院食の摂取量評価の基準関連妥当性に影響する要因の検討
病院食の摂取量評価法として世界的に汎用されている、目測法の基準関連妥当性に関連する要因(業務環境、評価方法、評価者の属性や経験、スキル他)を検討する。目測法による正確な摂取量評価を実施するための方策を検討し、入院患者の適切な栄養管理に貢献することを目指す。
【チャレンジ部門】
群馬大学 大学院医学系研究科
応用生理学分野

天野 出月
周産期のヨウ素過剰摂取が脳高次機能へおよぼす影響の解明
妊婦のヨウ素摂取不足は先天性甲状腺機能低下症を引き起こし、子供の発達異常や知能低下の原因となる。一方日本では、食文化に関連してヨウ素摂取量が過剰であるという指摘もある。そこで、本計画ではマウスを用いて、周産期のヨウ素摂取量と認知機能発達の関連性を、行動学習実験や分子生物学的実験で明らかにする。

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【チャレンジ部門】
昭和大学医学部 小児科学講座


清水 麻由
牛乳アレルギー児の除去食生活が骨密度に及ぼす影響に関する調査研究
近年増加が著しい小児牛乳アレルギー患者を対象に超音波法で骨密度の測定を行う。患児の牛乳・乳製品の摂取制限はカルシウム不足を助長している可能性があり、その制限と関連した児の骨密度に与える影響を明らかにする。牛乳アレルギー患者に、日々の食生活においてより積極的なカルシウム補給を促す成果を期する。

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